ショールの巻きかた
気をつけるポイント
ショールの巻きかたはいろいろあり、自分なりのアレンジでセンスをアピールすることもできます。しかしあまりにも自由な巻きかただと、全体のバランスを崩して逆効果になってしまう可能性があるので、基本は押さえておいたほうがよいでしょう。
巻くときのポイントのひとつは、ショールが主役にならないようにすること。ショールはあくまで全体を引き立てるためのアイテムです。ショールが目立ちすぎると和服やドレスの印象が薄れてしまいます。
また、動きやすさを重視するのも大切です。基本的には正装とあわせることが多いので、活動的な場面で用いることは少ないと思いますが、それでも食事などの際、すぐにずり落ちてくるようではいけません。ショールを気にしたり、下がったショールをかけなおしたりする姿は、見た目もよくありません。場合によってはピンやコサージュで留めておいたほうがいいでしょう。ショールがずり落ちなくなるだけでなく、ファッションのアクセントとしても効果的です。
そして、ショールを巻くとき、意外とおろそかにされやすいのが、ドレープです。ドレープはショールの印象を左右する非常に重要なポイント。きれいなドレープが作れればそれだけで全体のイメージがワンランクアップします。肩にかける前のショールの折りかたによってもドレープの具合が変わってきますから、いろいろと試してみてください。
巻きかたは多種多様
巻きかたひとつでショールの印象は変わってきますが、だからといって考え込むほどのものでもありません。迷ったらシンプルに身につけておけば間違いありません。たとえば、肩にかけておくだけでもいいのです。肩にかけて、ショールの両端を腕の後ろに回しておけば、端がプラプラとして気になることはありませんし、ドレスも隠れません。短いショールの場合は、一方の端が長くなるように肩にかけ、長いほうを反対側の肩にまわすという巻きかたも定番のひとつです。
少しゴージャスな印象を出したいときは、左右対称になるように肩にかけ、両端をそれぞれ反対側の肩にかけるといいでしょう。単純な掛けかたですが、ゆるやかなドレープが驚くほどのゴージャス感を演出します。スカーフ留めやピンブローチなどを使って肩のところで留めれば、なお一層華やかになります。
他にも、胸の前で軽く結んだり、ネクタイのように巻いたり、さまざまな巻きかたがあります。全体のバランスを考えて自分なりにアレンジしてみるのも面白いでしょう。
いずれにせよ、ショールはドレスの脇役であるということを覚えておいてください。どのようなドレスを着るのかによって、同じショールでも印象が変わってきます。ショールを選ぶときは、ただ美しいもの、好みのデザインを選ぶのではなく、ドレスとの相性を考えて選ぶようにしてくださいね。
